ランドセルのお手入れの仕方を覚えさせよう

 

小学生にとって、ランドセルは毎日使うとても大切な物です。とはいえ値段的にも高いので、そう何度も買い換えるというのは、家計上得策ではありません。同時に、あまり何度も買い与えれば、それが当たり前という感覚を子供が持ってしまいます。

 

その為、教育の意味でも、家計の面からも、入学の時に「これを最後まで使いなさい」と言い聞かせておく事が大事です。

 

ランドセルは丈夫ですが、毎日乱暴に使用すれば壊れてしまいます。そうならないようにしつけをするには、入学の前、初めてランドセルを買い与えた時にいかにそれをいって聞かせるかが鍵となります。

 

同時に、ランドセルを大事にさせる為、自分でお手入れするという事もしっかり教えておきましょう。これも、ランドセルに限らず、自分が使うものを大事にしなくてはならないという教えにつながります。

 

ランドセルの手入れをする小学生は、他の自分の持ち物も大事に使い、時に手入れをするなど、マメな性格になるものです。

 

ランドセルの手入れの方法としては、汚れた場合、濡れた場合、革が硬くなった場合の3つが主に挙げられます。

 

汚れた場合は、牛革ならば革靴のクリーナーなどを使用して落とすと良いでしょう。人工皮革であれば、中性洗剤で洗っても構いません。濡れた時は乾いた布で水分を拭きとり、保護クリームを塗るなどしましょう。人工皮革であれば、元々耐水性が優れているので、拭いて乾かすだけで問題ありません。

 

皮が硬くなった場合は、油分を加える事で柔らかくする事ができます。革用のクリームを塗ると改善されるでしょう。